『HM』発売記念!販促イベント開催!
※この記事は自作小説『Harmonical Melody』の設定を元にしたネタブログです。まだ読んでいらっしゃらない方はこちらから→Harmonical Melody
シキ「さあ遂に発売しました!『Harmonical Melody』!通称『HM』!発売を記念致しまして、作者である私、新夜シキ自ら販促イベントを執り行ないたいと思います!今後、新しいエピソードを追加する毎に開催して行くつもりです!う~ん、なんて画期的なイベントだぁ」
雪夜「………突っ込み所が多すぎやしませんか?」
シ「おお、これはこれは『Episode 0』の主人公、雪夜くんではありませんか!何故こんな所に?」
雪「アンタが呼んだんだろう!……ん?今やけに『Episode 0』を強調したな」
シ「それもその筈。今作はエピソードごとに主人公が代わるからな!」
雪「な、何ィ!?主人公はオレ一人だったんじゃなかったのか!?」
シ「ん、聞いてなかったか?既に周知の事実だぞ?そもそもお前が一人称で主人公だったのは前作『Summer Rain』の話だろ。『HM』では主人公7人の内の一人に過ぎん(まあショートストーリーでは雪夜が主人公になるんだけど、本人には内緒だ)」
雪「前作で『悪徳代議士』や『警察』を相手に奮闘した苦労は一体……。無駄に拳銃なんか撃たせやがって……」
シ「そんな完成してさえいない作品の事を評価の対象になんてする訳なかろうて。その説明だけだと『セーラー服と機関銃』のパクリかと誤解されるぞ。大体あんな暗い話、誰が読みたがるんだ。冒頭が『今日、父さんが死んだらしい』だぞ?」
雪「お、落ち着け、落ち着けオレ……。逆転のチャンスはまだある筈だ…」
シ「さあ気を取り直して、販促イベント開始~!」
雪「だからヤバイっての!」
シ「どの辺が?」
雪「ほ、本当に気付いてないのか?ヤバイのはお前の存在自体だ!…と言いたい所だが、ここはぐっと堪えるとして……、取り敢えずタイトルだよ!『HM』は発売してないだろ!発売してないものをどうやって『販売促進』するんだよ!某広告機構に報告されるぞ!嘘、大げさ、紛らわしいだよ!それにこのスタイル!無理にせきな大先生の真似すんなよ!お前同じ土俵にすら上がってないだろ!」
シ「ううむ、それは由々しき問題だ。じゃあタイトルとスタイルを変えれば無問題だな」
雪「なんだ、意外と物分りいいじゃないか」
シ「じゃあ『シキの部屋』!」
雪「どこかで聞いた事があるような…」
シ「『踊るシキ御殿』!」
雪「そう来たか!」
シ「『シキのから騒ぎ』!」
雪「ある意味正解!」
シ「『シキの車窓から』!」
雪「飛躍し過ぎだよ!もうトーク番組ですらないじゃないか!」
シ「もうメンドイから『シキシキDX』でいいよ」
雪「……テキトー過ぎる……」
シ「あ、待った。一応ゲストは一回につき一人だから、システムの方は『シキの部屋』、でタイトルが『シキシキDX』でいいよね♪」
雪「もう勝手にしたら?」
シ「主人公様も快諾して下さったようなので、早速開始~!ところで雪夜くん。『Episode 0』はどうだった?」
雪「どうもこうも、疲れたよ。終始設定説明だったろ。多分読んでくれた読者様たちもそう言うと思うぞ。あれ、別にオレが主人公じゃなくったってよかったんじゃね?」
シ「あれ?そんな態度取ってもいいのかな?ちゃんと雪夜を主人公にしたのには理由があるんだけどなぁ」
雪「…ほ、本当に?」
シ「ああ、勿論。その理由はなんと……」
雪「……な、なんと…?」
シ「消去法だ」
雪「……そんなこったろーと思ってましたよ。ええ。ちょっとでも期待したオレが浅はかだったんですよ……」
シ「やさぐれてないでよく考えてみろよ。他のメンバーにやらせてたら成立しなかったぞ、きっと。だからこその消去法なんだし」
雪「どんな風に?」
シ「まず春奈。ヤツは説明をすっ飛ばし、雪夜とのラブラブシーンばっかり描写するに違いない」
雪「た、確かに…」
シ「次に理央。あのクールでスカした感じで終始話されたら、途中で読者様たちがブチギレてたかもしれない」
雪「その可能性は否めないな。分かる分かる」
シ「碧。『…』が多すぎて、スッカスカなのに異常に長くて分かり辛い文章になっていた事請け合いだ」
雪「道理だな」
シ「瞬。コイツは言わずもがな。常識人ですらないからな。ま、本性は少し違うんだけど、それが明らかになるのはまだ先の話」
雪「まあコイツは司会進行役より、トラブルメーカ―の方が合ってるかもな。……しかし、トラブルシューターがトラブルメーカーって、どー言う事なんだよ……」
シ「そう。水戸黄門で言う『うっかり八兵衛』のポジションだ」
雪「…水戸黄門はおろか、時代劇全般観ないくせに」
シ「あ、今唐突に思いついた。メンバーで『水戸黄門』をやってみたらどうだろう」
雪「何故に!?」
シ「……ふ。インスピレーションのみで生きる漢だぞ?私は」
雪「『漢』と書いて『おとこ』と読む、か…」
シ「取り敢えずざっとキャスティングを考えてみた」
春奈……………黄門
雪夜……………助
瑛理……………角
静流……………お銀
理央……………弥七
瞬………………八兵衛
碧………………町娘
大五郎…………悪代官
雪「個人的には理央の弥七がムカツク。似合いそうなだけに。それにしても、働かなそうな角さんだな。まあその分、殺陣シーンはオレの一人舞台になりそうだ。よしよし」
シ「ハマリ過ぎだぞ大五郎!素敵!『ぐへへへ、よいではないかよいではないか』とか言わせたいな。んで、碧の着物帯を『あ~れ~』ってな具合に引っ張る訳だ」
雪「春奈と静流先輩は逆の方がいいんじゃないか?黄門様は威厳があった方がいいだろう。春奈がやったらグダグダになる事請け合いだぞ?」
シ「分かっとらんな。静流のお色気シーンは映像的にレア度がかなり高いぞ。それがあるなら黄門様がグダグダだろうがフニャフニャだろうが関係ない。何なら春奈と碧を入れ替えても全く問題はない」
雪「あ、そこなんだ、ポイント。でも、活字オンリーのネット小説なんだから、映像とかは考慮する必要ないと思うけど」
シ「甘い、甘すぎる!お前の考えはPTA会長の娘の処分くらい甘いぞ!絵がないなら挿絵を付ければいい。これ真理」
雪「お?絵を自分で書く気なのか?」
シ「お前……それ、私の画力を知ってて言ってるのか?」
雪「ご、ごめんなさい(…な、涙目?)。じゃあどうする気だ?」
シ「ふふん。聞いて驚くなよ?」
雪「………(ゴクリ)」
シ「てぃんくる様に依頼する!!」
雪「…ふう、やっぱり静流先輩の淹れたお茶は美味いなぁ……」
シ「生みの親を無視したぁーーーー!」
雪「少しは常識で物考えろ!!大人気絵師のてぃんくる様が、才能のかけらもない単なる一般人が暇つぶしの為に書いた駄文に挿絵を書いて下さる事なんて、例え天地が逆転してもない!!…や、天地が逆転したらあるかもしれないが…。と、とにかく!考えが甘いのはお前の方だ!!」
シ「そ、そんなに言わなくても……(いじいじ)」
雪「……少し、言い過ぎたかな…?」
シ「(いじいじ)」
雪「何やってるんだ……?」
シ「(いじいじ)」
雪「なっ!!それは!?」
シ「……ふ。お前の所業は全てチェックさせてもらった。これからは逐一、この『閻魔帳』に記録させてもらう。言動には細心の注意を払うんだな」
雪「ぐっ……形勢逆転したと思ってたのに…。どうでもいいがその閻魔帳、『ジャポニカがくしゅうちょう』って書いてあるように見えるのは気のせいか?」
シ「気のせいだ。間違いなく気のせいだ」
雪「断言されてしまった……」
シ「おお、そうだ。今現在のポイントランクでも書き記してみようか」
雪「すっごくヤな予感がするんですけど……」
シ「今はこんな感じだ」
1、静流……………89点
2、春奈……………85点
3、瑛理……………71点
4、理央……………68点
5、碧………………63点
6、雪夜……………53点
7、瞬………………48点
雪「ブ、ブービー……。しかも瞬と5点しか違わん…」
シ「うむ、最下位争いは下の2人に絞られているな。今後が楽しみだ。あ、因みにこのイベントを始める前の雪夜のポイントは83点だった」
雪「今回だけで30点も下がったのか!」
シ「安心しろ。最下位になっても主人公から外したりはしないから。……扱いはどうなるか保障しかねるが。さあて、話を戻そうか」
雪「待てーー!挽回させろーーーーーー!!」
シ「………ん?ところで、何の話をしてたんだっけ?」
雪「脱線に次ぐ脱線で既に原型留めてないもんな、この会話。『Episode 0』は何故他のメンバーでは成立しないのかって話。瞬まで行った所で脱線したんだよ」
シ「おお、よく覚えてたな」
雪「や、スクロールして読み直したんだが」
シ「……ふ。所詮『蛙の子は蛙』か……」
雪「……今、何か言ったか?」
シ「まあいい。瑛理か。本編で雪夜も言っている通り、コイツは口が悪い。途中で罵詈雑言の嵐になる事間違いない。それでは読者様たちが引いてしまう」
雪「話が前後して悪いんだが、何故トサカ先輩はあんなにポイントが高いんだ?大した活躍も発言もしていないだろうに」
シ「それはだな、現在立案中のプロットの中に、瑛理がとてもオイシイ役どころのものがあるんだ」
雪「そ、それはもしかしてあのカラ……うごォ!!」
シ「そこまでッ!!これはまだ先の話だ。ここで公表したら読者様たちの楽しみがなくなるだろ」
雪「……何も広辞苑投げつけなくても……。バナッつらにいーの貰っちゃって、鼻血止まんねーんスけど……」
シ「ようやく来たな。ここまで長かった。最後に静流だが」
雪「静流先輩なら問題ないように思うけど。頭いいし」
シ「そう。そこが逆に問題だ。静流はスペックが高過ぎて、私では操りきれんのだ。大体、絶対音感は勿論、相対音感さえ持っているかどうか怪しい作者が、静流の感覚を理解出来る筈はないな。…あと、音楽用語がなぁ…。いちいち調べるのが大変なんだ、あれ」
雪「だったら何故作ったんだ……」
シ「前にルーラー様が言ってただろ。『キャラは生きてる』って。折角生まれたキャラを蔑ろにするなんて、私にそんな惨い真似は出来んな」
雪「それじゃあ今回のオレに対する仕打ちは一体……」
シ「ライオンは我が子たちを千尋の谷へ突き落とすと言う!」
雪「オレらライオンじゃないから!てゆーか突き落とされたのはオレだけだし!」
シ「あ、お前はいいんだ。キャラのベースは私だから」
雪「イヤだーー!そんな設定はイヤだーーー!ボクせきなさん家かさざねさん家の子供になるーーーー!」
シ「ふ。子は親を選べないんだ。諦めろ。お前は一生私の奴隷だ」
雪「……ああ、神様…。今ここでヤツを殺しても、罪には問われませんよね……?いや、問わないと言って下さい。お願いします…」
シ「さてと、そろそろ茶番はやめないと。いい加減次回作の告知もしなきゃいけないしな」
雪「茶番の一言で片付けられた……」
シ「次回作のタイトルは『Episode 1 ~Stalking Rhapsody~』。主人公は日坂春奈だ。必死こいてライブの練習をする春奈の前に、一人の男性が現れる。のーてんきな雪夜を尻目に、事態は思わぬ方向へ……。一体どうなる?『Episode 1 』!」
雪「のーてんきって!でもまあオレ、最後はカッコよく決めれるからいいか♪」
シ「気に食わない事にそうなんだよな。もう少し情けなく書けばよかった」
雪「気に食わないってなんだ!」
シ「この世に私よりカッコイイ男は3人で十分だからだ。当然その3人の中にお前はいない」
雪「…参考までに聞いておくが。誰なんだ、その3人って?」
シ「ラルクのHYDE、キムタク、天城小次郎だ」
雪「勝負挑む所間違ってるよ!しかも一人二次元の人混じってるし!」
シ「…お前、小次郎様をバカにしたな?」
雪「…や、バカにした訳じゃなくて…そもそも『EVE』を知らない人はついて来れないんじゃ……」
シ「安心しろ。少なくともHOCT2001様はPCの前で激しく同意してくれている筈だ。……読んでくれていればだが」
雪「ピンポイントネタ!?」
シ「まあそんな小ネタも挟みつつ。そろそろお時間と相成りました」
雪「いい加減オレも叫び過ぎて声ガラガラだしな」
シ「やらなきゃいけない事は一応全部やったしな」
雪「やらなくていい事はその10倍くらいやった気もするがな。……ん?本編について殆ど触れてないけど、本当にこれでいいのか?」
シ「お前が言ったんだろ。『終始設定説明だった』って。設定に対して更に裏設定を被せてどうする。読者様たちが混乱するだけだろうが」
雪「もう十分混乱してると思うが……。そうなると、このイベントの存在意義って一体……」
シ「この企画、その内突然『大五郎の部屋』に変わるかもな」
雪「惨劇の予感バリバリだな。観てみたいけど出演は死んでもお断りだ」
シ「心配するな。確実に第1回目のゲストはお前だ」
雪「何故に!?」
シ「そんな訳で、ごきげんよう~!次回作でまた会いましょう~!」
雪「……こんなグダグダな終わり方でいいのか……?」
シキ「さあ遂に発売しました!『Harmonical Melody』!通称『HM』!発売を記念致しまして、作者である私、新夜シキ自ら販促イベントを執り行ないたいと思います!今後、新しいエピソードを追加する毎に開催して行くつもりです!う~ん、なんて画期的なイベントだぁ」
雪夜「………突っ込み所が多すぎやしませんか?」
シ「おお、これはこれは『Episode 0』の主人公、雪夜くんではありませんか!何故こんな所に?」
雪「アンタが呼んだんだろう!……ん?今やけに『Episode 0』を強調したな」
シ「それもその筈。今作はエピソードごとに主人公が代わるからな!」
雪「な、何ィ!?主人公はオレ一人だったんじゃなかったのか!?」
シ「ん、聞いてなかったか?既に周知の事実だぞ?そもそもお前が一人称で主人公だったのは前作『Summer Rain』の話だろ。『HM』では主人公7人の内の一人に過ぎん(まあショートストーリーでは雪夜が主人公になるんだけど、本人には内緒だ)」
雪「前作で『悪徳代議士』や『警察』を相手に奮闘した苦労は一体……。無駄に拳銃なんか撃たせやがって……」
シ「そんな完成してさえいない作品の事を評価の対象になんてする訳なかろうて。その説明だけだと『セーラー服と機関銃』のパクリかと誤解されるぞ。大体あんな暗い話、誰が読みたがるんだ。冒頭が『今日、父さんが死んだらしい』だぞ?」
雪「お、落ち着け、落ち着けオレ……。逆転のチャンスはまだある筈だ…」
シ「さあ気を取り直して、販促イベント開始~!」
雪「だからヤバイっての!」
シ「どの辺が?」
雪「ほ、本当に気付いてないのか?
シ「ううむ、それは由々しき問題だ。じゃあタイトルとスタイルを変えれば無問題だな」
雪「なんだ、意外と物分りいいじゃないか」
シ「じゃあ『シキの部屋』!」
雪「どこかで聞いた事があるような…」
シ「『踊るシキ御殿』!」
雪「そう来たか!」
シ「『シキのから騒ぎ』!」
雪「ある意味正解!」
シ「『シキの車窓から』!」
雪「飛躍し過ぎだよ!もうトーク番組ですらないじゃないか!」
シ「もうメンドイから『シキシキDX』でいいよ」
雪「……テキトー過ぎる……」
シ「あ、待った。一応ゲストは一回につき一人だから、システムの方は『シキの部屋』、でタイトルが『シキシキDX』でいいよね♪」
雪「もう勝手にしたら?」
シ「主人公様も快諾して下さったようなので、早速開始~!ところで雪夜くん。『Episode 0』はどうだった?」
雪「どうもこうも、疲れたよ。終始設定説明だったろ。多分読んでくれた読者様たちもそう言うと思うぞ。あれ、別にオレが主人公じゃなくったってよかったんじゃね?」
シ「あれ?そんな態度取ってもいいのかな?ちゃんと雪夜を主人公にしたのには理由があるんだけどなぁ」
雪「…ほ、本当に?」
シ「ああ、勿論。その理由はなんと……」
雪「……な、なんと…?」
シ「消去法だ」
雪「……そんなこったろーと思ってましたよ。ええ。ちょっとでも期待したオレが浅はかだったんですよ……」
シ「やさぐれてないでよく考えてみろよ。他のメンバーにやらせてたら成立しなかったぞ、きっと。だからこその消去法なんだし」
雪「どんな風に?」
シ「まず春奈。ヤツは説明をすっ飛ばし、雪夜とのラブラブシーンばっかり描写するに違いない」
雪「た、確かに…」
シ「次に理央。あのクールでスカした感じで終始話されたら、途中で読者様たちがブチギレてたかもしれない」
雪「その可能性は否めないな。分かる分かる」
シ「碧。『…』が多すぎて、スッカスカなのに異常に長くて分かり辛い文章になっていた事請け合いだ」
雪「道理だな」
シ「瞬。コイツは言わずもがな。常識人ですらないからな。ま、本性は少し違うんだけど、それが明らかになるのはまだ先の話」
雪「まあコイツは司会進行役より、トラブルメーカ―の方が合ってるかもな。……しかし、トラブルシューターがトラブルメーカーって、どー言う事なんだよ……」
シ「そう。水戸黄門で言う『うっかり八兵衛』のポジションだ」
雪「…水戸黄門はおろか、時代劇全般観ないくせに」
シ「あ、今唐突に思いついた。メンバーで『水戸黄門』をやってみたらどうだろう」
雪「何故に!?」
シ「……ふ。インスピレーションのみで生きる漢だぞ?私は」
雪「『漢』と書いて『おとこ』と読む、か…」
シ「取り敢えずざっとキャスティングを考えてみた」
春奈……………黄門
雪夜……………助
瑛理……………角
静流……………お銀
理央……………弥七
瞬………………八兵衛
碧………………町娘
大五郎…………悪代官
雪「個人的には理央の弥七がムカツク。似合いそうなだけに。それにしても、働かなそうな角さんだな。まあその分、殺陣シーンはオレの一人舞台になりそうだ。よしよし」
シ「ハマリ過ぎだぞ大五郎!素敵!『ぐへへへ、よいではないかよいではないか』とか言わせたいな。んで、碧の着物帯を『あ~れ~』ってな具合に引っ張る訳だ」
雪「春奈と静流先輩は逆の方がいいんじゃないか?黄門様は威厳があった方がいいだろう。春奈がやったらグダグダになる事請け合いだぞ?」
シ「分かっとらんな。静流のお色気シーンは映像的にレア度がかなり高いぞ。それがあるなら黄門様がグダグダだろうがフニャフニャだろうが関係ない。何なら春奈と碧を入れ替えても全く問題はない」
雪「あ、そこなんだ、ポイント。でも、活字オンリーのネット小説なんだから、映像とかは考慮する必要ないと思うけど」
シ「甘い、甘すぎる!お前の考えはPTA会長の娘の処分くらい甘いぞ!絵がないなら挿絵を付ければいい。これ真理」
雪「お?絵を自分で書く気なのか?」
シ「お前……それ、私の画力を知ってて言ってるのか?」
雪「ご、ごめんなさい(…な、涙目?)。じゃあどうする気だ?」
シ「ふふん。聞いて驚くなよ?」
雪「………(ゴクリ)」
シ「てぃんくる様に依頼する!!」
雪「…ふう、やっぱり静流先輩の淹れたお茶は美味いなぁ……」
シ「生みの親を無視したぁーーーー!」
雪「少しは常識で物考えろ!!大人気絵師のてぃんくる様が、才能のかけらもない単なる一般人が暇つぶしの為に書いた駄文に挿絵を書いて下さる事なんて、例え天地が逆転してもない!!…や、天地が逆転したらあるかもしれないが…。と、とにかく!考えが甘いのはお前の方だ!!」
シ「そ、そんなに言わなくても……(いじいじ)」
雪「……少し、言い過ぎたかな…?」
シ「(いじいじ)」
雪「何やってるんだ……?」
シ「(いじいじ)」
雪「なっ!!それは!?」
シ「……ふ。お前の所業は全てチェックさせてもらった。これからは逐一、この『閻魔帳』に記録させてもらう。言動には細心の注意を払うんだな」
雪「ぐっ……形勢逆転したと思ってたのに…。どうでもいいがその閻魔帳、『ジャポニカがくしゅうちょう』って書いてあるように見えるのは気のせいか?」
シ「気のせいだ。間違いなく気のせいだ」
雪「断言されてしまった……」
シ「おお、そうだ。今現在のポイントランクでも書き記してみようか」
雪「すっごくヤな予感がするんですけど……」
シ「今はこんな感じだ」
1、静流……………89点
2、春奈……………85点
3、瑛理……………71点
4、理央……………68点
5、碧………………63点
6、雪夜……………53点
7、瞬………………48点
雪「ブ、ブービー……。しかも瞬と5点しか違わん…」
シ「うむ、最下位争いは下の2人に絞られているな。今後が楽しみだ。あ、因みにこのイベントを始める前の雪夜のポイントは83点だった」
雪「今回だけで30点も下がったのか!」
シ「安心しろ。最下位になっても主人公から外したりはしないから。……扱いはどうなるか保障しかねるが。さあて、話を戻そうか」
雪「待てーー!挽回させろーーーーーー!!」
シ「………ん?ところで、何の話をしてたんだっけ?」
雪「脱線に次ぐ脱線で既に原型留めてないもんな、この会話。『Episode 0』は何故他のメンバーでは成立しないのかって話。瞬まで行った所で脱線したんだよ」
シ「おお、よく覚えてたな」
雪「や、スクロールして読み直したんだが」
シ「……ふ。所詮『蛙の子は蛙』か……」
雪「……今、何か言ったか?」
シ「まあいい。瑛理か。本編で雪夜も言っている通り、コイツは口が悪い。途中で罵詈雑言の嵐になる事間違いない。それでは読者様たちが引いてしまう」
雪「話が前後して悪いんだが、何故トサカ先輩はあんなにポイントが高いんだ?大した活躍も発言もしていないだろうに」
シ「それはだな、現在立案中のプロットの中に、瑛理がとてもオイシイ役どころのものがあるんだ」
雪「そ、それはもしかしてあのカラ……うごォ!!」
シ「そこまでッ!!これはまだ先の話だ。ここで公表したら読者様たちの楽しみがなくなるだろ」
雪「……何も広辞苑投げつけなくても……。バナッつらにいーの貰っちゃって、鼻血止まんねーんスけど……」
シ「ようやく来たな。ここまで長かった。最後に静流だが」
雪「静流先輩なら問題ないように思うけど。頭いいし」
シ「そう。そこが逆に問題だ。静流はスペックが高過ぎて、私では操りきれんのだ。大体、絶対音感は勿論、相対音感さえ持っているかどうか怪しい作者が、静流の感覚を理解出来る筈はないな。…あと、音楽用語がなぁ…。いちいち調べるのが大変なんだ、あれ」
雪「だったら何故作ったんだ……」
シ「前にルーラー様が言ってただろ。『キャラは生きてる』って。折角生まれたキャラを蔑ろにするなんて、私にそんな惨い真似は出来んな」
雪「それじゃあ今回のオレに対する仕打ちは一体……」
シ「ライオンは我が子たちを千尋の谷へ突き落とすと言う!」
雪「オレらライオンじゃないから!てゆーか突き落とされたのはオレだけだし!」
シ「あ、お前はいいんだ。キャラのベースは私だから」
雪「イヤだーー!そんな設定はイヤだーーー!ボクせきなさん家かさざねさん家の子供になるーーーー!」
シ「ふ。子は親を選べないんだ。諦めろ。お前は一生私の奴隷だ」
雪「……ああ、神様…。今ここでヤツを殺しても、罪には問われませんよね……?いや、問わないと言って下さい。お願いします…」
シ「さてと、そろそろ茶番はやめないと。いい加減次回作の告知もしなきゃいけないしな」
雪「茶番の一言で片付けられた……」
シ「次回作のタイトルは『Episode 1 ~Stalking Rhapsody~』。主人公は日坂春奈だ。必死こいてライブの練習をする春奈の前に、一人の男性が現れる。のーてんきな雪夜を尻目に、事態は思わぬ方向へ……。一体どうなる?『Episode 1 』!」
雪「のーてんきって!でもまあオレ、最後はカッコよく決めれるからいいか♪」
シ「気に食わない事にそうなんだよな。もう少し情けなく書けばよかった」
雪「気に食わないってなんだ!」
シ「この世に私よりカッコイイ男は3人で十分だからだ。当然その3人の中にお前はいない」
雪「…参考までに聞いておくが。誰なんだ、その3人って?」
シ「ラルクのHYDE、キムタク、天城小次郎だ」
雪「勝負挑む所間違ってるよ!しかも一人二次元の人混じってるし!」
シ「…お前、小次郎様をバカにしたな?」
雪「…や、バカにした訳じゃなくて…そもそも『EVE』を知らない人はついて来れないんじゃ……」
シ「安心しろ。少なくともHOCT2001様はPCの前で激しく同意してくれている筈だ。……読んでくれていればだが」
雪「ピンポイントネタ!?」
シ「まあそんな小ネタも挟みつつ。そろそろお時間と相成りました」
雪「いい加減オレも叫び過ぎて声ガラガラだしな」
シ「やらなきゃいけない事は一応全部やったしな」
雪「やらなくていい事はその10倍くらいやった気もするがな。……ん?本編について殆ど触れてないけど、本当にこれでいいのか?」
シ「お前が言ったんだろ。『終始設定説明だった』って。設定に対して更に裏設定を被せてどうする。読者様たちが混乱するだけだろうが」
雪「もう十分混乱してると思うが……。そうなると、このイベントの存在意義って一体……」
シ「この企画、その内突然『大五郎の部屋』に変わるかもな」
雪「惨劇の予感バリバリだな。観てみたいけど出演は死んでもお断りだ」
シ「心配するな。確実に第1回目のゲストはお前だ」
雪「何故に!?」
シ「そんな訳で、ごきげんよう~!次回作でまた会いましょう~!」
雪「……こんなグダグダな終わり方でいいのか……?」
by araya-shiki
| 2007-01-31 09:31
|
Comments(9)
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by
HOCT2001 at 2007-01-31 13:26
はい。小次郎で激しく同意したHOCT2001 ですよ。
とりあえず、うまくまとまってよかったですね。(?)
YU-NOの有馬君もかっこいいですよー。
とりあえず、うまくまとまってよかったですね。(?)
YU-NOの有馬君もかっこいいですよー。
0
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ちな
at 2007-01-31 13:55
x
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上総かんな
at 2007-01-31 22:54
x
いやぁ、ワロタワロタ。
で、次は?(後ろから妙なオーラ)
…スイマセン、でしゃばりました。
コレ打つのに1時間はかかったでしょうね…。だって僕の雑談会で1時間20分くらいでしたから。
小ネタはタイプムーン系ならわかるかも。
でわでわ。
で、次は?(後ろから妙なオーラ)
…スイマセン、でしゃばりました。
コレ打つのに1時間はかかったでしょうね…。だって僕の雑談会で1時間20分くらいでしたから。
小ネタはタイプムーン系ならわかるかも。
でわでわ。
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by
上総かんな
at 2007-01-31 22:59
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araya-shiki at 2007-02-01 15:29
>HOCT2001様
突然名前を出してしまって申し訳。
エクソダスギルティーの真道カスミもカッコいいですよね♪
>ちな様
おやっさんもいいですねぇ。私はFTAの本部長が良いです♪…逆にニュージェネの本部長は嫌いですが…。
>上総かんな様
これ、Episode 0を完成させた後に書いたんですよー。それをコピペっただけです。…2時間くらい掛かったと思ったけど(苦笑)。
>「シキのまんま」「テレフォンシッキング」
これは思いつきませんでしたねぇ。他にも「シキの使いやあらへんで」とかあったのですが(苦笑)。
突然名前を出してしまって申し訳。
エクソダスギルティーの真道カスミもカッコいいですよね♪
>ちな様
おやっさんもいいですねぇ。私はFTAの本部長が良いです♪…逆にニュージェネの本部長は嫌いですが…。
>上総かんな様
これ、Episode 0を完成させた後に書いたんですよー。それをコピペっただけです。…2時間くらい掛かったと思ったけど(苦笑)。
>「シキのまんま」「テレフォンシッキング」
これは思いつきませんでしたねぇ。他にも「シキの使いやあらへんで」とかあったのですが(苦笑)。
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HOCT2001 at 2007-02-01 16:24
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araya-shiki at 2007-02-01 16:38
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ru-raa at 2007-02-03 19:05
どうも、お久しぶりのルーラーです。
まさか僕の名前が出てくるとは思いませんでした。いや、本当に意外。
『シキのから騒ぎ』に対する雪夜くんのツッコミが笑えました。
あと、『Episode 1 ~Stalking Rhapsody~』が早く読みたいです。
主人公は春奈だっていうし。
もう、いまから楽しみです。
それでは。
まさか僕の名前が出てくるとは思いませんでした。いや、本当に意外。
『シキのから騒ぎ』に対する雪夜くんのツッコミが笑えました。
あと、『Episode 1 ~Stalking Rhapsody~』が早く読みたいです。
主人公は春奈だっていうし。
もう、いまから楽しみです。
それでは。
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by
araya-shiki at 2007-02-04 14:34
>ルーラー様
をや、ルーラー様は春奈ファンですかな?でしたら次のエピソードは……どうでしょう?読んでみてのお楽しみですか(笑)。もしかしたら春奈よりも……(意味深)。
をや、ルーラー様は春奈ファンですかな?でしたら次のエピソードは……どうでしょう?読んでみてのお楽しみですか(笑)。もしかしたら春奈よりも……(意味深)。