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アスファルト タイヤを切り付けながら 暗闇走り抜ける。

昨日から大きな話題となっていますが、かの小室哲哉が詐欺容疑で逮捕されたそうですね。

……何か悲しいです。

このブログでも何度か話題にした事があると思いますが、私は昔ミュージシャンを目指してました。それ相応の専門学校にも通ってた程ですし。で、私をその道に引きずり込んだ発端というのは、小学生の頃に小室哲哉が在籍するユニット『TM NETWORK』の『GET WILD』に出会ったからです。幼心に『世の中にはこんなにカッコイイものがあるのか!』と全身が粟立った程。もう20年程前の事ですが、今でも覚えています。

それ以来、小室哲哉の紡ぎ出す音楽に魅了され、憧れ、毎日のように聴いていました。私が中高生の時といえば90年代後半。所謂『小室ファミリー』が音楽業界の最先端にいた頃の話です。小室哲哉の曲が時代を彩っていた頃。意識せずとも巷には彼の音楽が溢れていました。当時の音楽界は彼を中心に回っていました。私らくらいの年代で彼の曲を全く聴いた事ない人はいないでしょう。

憧れは夢へと変わり、『自分もこうなりたい』と思うのに時間は掛かりませんでした。それが高じて、両親の反対も押し切り、一人東京へ出て新聞配達をしながら音楽の専門学校へ通うようになったのです。…まあ途中で辞めてしまったのですが。

つまり、私にとって『小室哲哉』という存在は『憧れ』であり『目標』でした。私の人生を変えた人、といっても過言ではありません。彼の音楽に出会わなければ、今私はどうなっていたでしょうね。全く想像出来ません。

その彼が……詐欺ですか。ガッカリとか憤りを感じる…というのは少し違って、先に立つ感情は冒頭にも書いたように『悲しい』なんですよね。別に私個人の夢を穢されたとか壊されたとか裏切られたとか、そんな事はどうでもいいんです。私がミュージシャンを目指していたのは過去の話。正直、今の彼には昔ほどの憧れを抱いてはいないのですから。

ただ……私がかつて目指した道の先にいた人が、私がかつて熱狂したモノで人を騙し、不幸にしたという事実が悲しい。確かに彼には色んないざこざから多額の借金があって、その返済に奔走していた事は前から噂になっていましたから寝耳に水という訳ではないのですけど、かつて時代を彩り、私を含めた多くの人々を魅了した自分の曲を悪用したというのはあまりにも度し難い。それは自分の子供を犯罪に利用する行為と何ら変わりません。

別に金儲けに利用するのはいいのです。音楽業界ってそういう所があるのは知ってますから。リスナーだって自分が気に入らなければCDは買わない訳で。でも『儲ける』のと『騙す』のでは似て非なる大きな違いがあると思います。端的にいえば、不幸になった人がいるかいないかの違い。この行為を小室哲哉ではない他の誰かがやったとしたら、まあそれはそれで憤りを感じるでしょうが、それでも『悲しい』とは思わなかったと思います。これをやったのが『小室哲哉』だったからこそ『悲しい』。今だからこの程度で済んでいるものの、現在進行形でミュージシャンを目指していた頃にこのニュースがあったなら、と思うとゾッとします。多分立ち直れなくなってたんじゃないかと。

そして現在、TM NETWORKやglobeの曲を聴きながらこの記事を書いています。多分彼の音楽は今後も度々聴くと思います。悪用されてしまったのは悲しい事ですが、曲そのものには何ら罪はないのですから。随分と聴き古された為に色褪せてしまってはいますが、かつての輝きの欠片は確かに感じます。……や、名曲に『欠片』という表現は些か失礼だとは思いますが、私の貧困なボキャブラリーでは他に適当な言葉が見つからなくて。やっぱりカッコイイものはカッコイイのですよ。それが例え過去の栄光であったとしても。

……何か思いつくまま構成も考えずに書いた所為で散文風味ですが…まあ私がただ言いたかっただけですので。特に同意を求めている訳でもないですし。言いたい事はまだまだ尽きなかったりしますが、収集つかなくなりそうなのでこの辺で。読んで下さった皆様に感謝とお詫びを。ありがとうございました&ゴメンなさい。明日からまたいつものバカブログに戻りますので。

……重ね重ねすみません、今日はポエムを書く予定でしたけど、明日に回します。明日こそは必ずや。うう…もう3日も先送りしてるぅ……。まだ先月のアクセス解析もやってないし……。まあ暫くはネタに困らないって事で、一つ(笑)。



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夢の残滓を追い掛けて 思い出の中を駆け巡る。
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by araya-shiki | 2008-11-05 09:24 | Comments(4)
Commented by ru-raa at 2008-11-05 15:48
気持ちがわかる、とは軽々しく言えませんが、僕もこの件には相応にショックを受けました。
おそらくは、いえ、間違いなくシキさんの受けたものの数十分の一のショックだったのでしょうけど、特に『GET WILD』にはわずかながらも聴き馴染みがありましたし。
まあ、僕が知っているのは、どちらかといえば『globe』のもののほうが多いわけですけど。

ところで、例のイベント、場所を見つけはしたのですが、『開く』をクリックしても聴けず、結局、諦めました。
一応、報告までに。
それでは。
Commented by HOCT2001 at 2008-11-05 18:08 x
私も『悲しい』という気持ちが強いですね。
私も小室世代ですからね。
かなりショックです。
Commented by N at 2008-11-05 21:35 x
僕は小室さんの曲はそれほどきかなかったんですが、自分の好きな作曲家や演奏家に置き換えると、悲しいってのは容易に想像できます・・・・
音楽って、その人自身を表現するものだと思ってるんで、素敵な音楽を作る人は素敵な人であってほしい。って思うのも、ただのおしつけなのかな・・?


ここで、かな?かな?って書きたくなった自分は最低だorz
Commented by araya-shiki at 2008-11-06 10:23
>ルーラー様
昔目標にしていた人の不祥事というのは大変心が痛みます。ルーラー様でしたら好きな作家さんに置き換えたら多分同じ風に思うのではないでしょうか。
>聴けず
ふにゃ?おかしいですね。昨夜の時点で京加様が聴けているのでファイルがおかしい事はないと思いますが…もしかしてMedia Playerが入っていないのかも?
ttp://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/ja/player/download/download.aspx
↑こちらで無料ダウンロード出来るので宜しければ試してみてください~(URLの頭にhを付けて下さい)。

>HOCT2001様
多分私らの世代が一番ショックが大きいんじゃないかと思います。90年代といえば青春時代真っ只中ですからねぇ。友達も似たような反応でした。

>N様
確かに、『憧れ』にはいつまでも輝いていてもらいたいという気持ちは同感ですね。それを望むのは酷な事なのでしょうが。難しいですね。
いえいえ、踏みとどまっていますから問題ないでしょう。…実際に使われていたらちょっとイラッとしてたかも知れませんが(苦笑)。
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幾千の言葉を紡ぎ言霊を届ける新夜 詩希のブログ『BE THERE』。初めての方はカテゴリ『初めましての方へ』を読んで下さい。一応更新復活中。……変わってない? それはきっとタイミングの問題。


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