一人じゃないさ 手を繋げばほら すべてがプラスに変わる。
さて、最近やたらとツイッターの方で創作しているので、ここらでいっちょ纏めてみようかと思う今日この頃。……別に記事ネタがない訳じゃなくてですね。むしろネタがいっぱいあるんで少しずつ処理していかないと。ならサボるなという意見はスルーで。
以前も記事にしましたが、『#twnovel』というハッシュタグを使って130字ツイッターノベルを書いてまして。流石に数書いているとネタが降りてくるだけで字数オーバーを気にせずに書けるくらいには慣れました。……まあ、ネタが問題なのですけど。
今の所、スポーツ単発ものの他に『見習い魔術師編』と『国語駄弁り編』というシリーズものっぽい感じで継続して書いてます。それと、どれにも属さない単発が2つ程。分かる範囲だと今34作くらいでしょうか。
まずはスポーツ編。種目は主にサッカーか野球ですね。何故かって、私が好きだからとしか言いようがないのですけど(汗)。他の種目も開拓せねば。今ちょうど世界柔道やってますし?……柔道とか書けるかなぁ?シチュは基本思いつき。まあ何とかなるものである。
・0-0 後半ロスタイム。エリア手前正面からのFK。イメージは壁を巻いて右上隅。決まる。必ず決まる。このシュートを決める為にこの1年、汗も涙も流し尽くして再びこの舞台に戻って来た。暗示ではない。それは確固たる自信。俺は右足に全てを託し、こいつらともっと高い所を目指してやるんだ―――
・また今日もボランチ起用。「お前には戦術眼がある」って何だよそれ。俺はもっとガツガツ攻める選手になりてえんだ。…でも、確かに俺がボランチに入るとチームが落ち着く。他の連中も攻めやすそうだ。ムズいパスを通した快感もヤバい。…それならいっちょ、ボランチで天下取ってみるのも悪くないか――
・「よし行くか」そう言い残しグラウンドに走り出す彼。私はその背中を見守る事しか出来なくて。一緒に選手として同じ舞台に立てたらと切望して止まなかった。でも出来ないから、せめて声だけ。「頑張って」彼はそんな私に「おう、泥船に乗ったつもりで待ってろよ」…大船でしょ、バカ。
・最終回。俺らは円陣を組む「ここまで来たら勝っちゃいますかー!?」「オオー!」「川高魂見せちゃいますかー!?」「オオー!」「綺麗なお姉さんは好きですかー!?」「ウオオーー!!」「何であんたらはそこが一番盛り上がるのよ!!」これが俺らの必勝方程式(マネの怒声含む)
・「決めろー!」咆哮が飛ぶ。全てのお膳立ては整った。敵陣切り裂くスルーパス。足元にピタリ。目の前にはキーパーすらいない。その状況でアイツは――枠を大きく外す特大ホームランを打ちやがった。後に彼は語る。「急にボールが来たので」
・俺達の夏は終わった。試合は0-5。完敗だった。白球を追い続け、汗も涙も、時には血さえ流した練習はキツくて思い返すだけでも吐き気がするが、野球に恋した日々は今もこの胸に輝いている。俺はここまで来れた事を誇りに思う。こいつらと最後の夏を戦えた事を誇りに思う。
・9回。点差は僅か1点リード。2アウトフルカウントフルベースで迎えるバッターは前打席でタイムリーを打ちやがった4番。高ぶる神経は振り切れて未知の領域。震えが奔る。恐怖?武者震い?分からん。一つ言える事は、俺が最後に投げるボールは全身全霊を込めた直球だけって事だ。
・歓声が耳障りだ。後1球?ふざけんな。アイツとの勝負はこんな程度じゃ終わらせねえ。アイツがどれだけのボールを投げて来ようと、誰のグローブにも収まらねえよ。最高のボールを最高のスイングで弾き飛ばす。深呼吸一つ。全神経をバットに乗せて、最後に笑うのはこの俺だ。
……む、スポーツ編だけで結構な量だ(汗)。本当は一つの記事に全部まとめようと思ってたんだけど、意外に多いので3つに分けようと思います。今日はあと2つ記事書くのだ。でもシリーズものじゃないヤツは2つしかないのでついでにそれもここに載せます。
・こんな綺麗な月の夜は君に逢いたくなる。君と一緒に月を見上げたくなる。街のざわめきも風の音も鼓動さえも歌に変わり、愛しさと切なさが押え切れないくらい込み上げて。僕は車を走らせる。君の家へ、そして、月が踊るあの丘へ。君と二人であの丘へ。
・丑三つ時はアタシの時間。一日で最も力が充実し、魂が昂揚する。屋根から屋根へ、壁を伝い通りを駆け抜け、風を纏って流星になる。「タマ、3時の方角に妖気反応」「ん、りょーかい」狩人は踊る。狐は歌う。全ては大切なモノを守る為に。さて、今夜も張り切って狩りましょう―――
上は恋愛(月)で下は夕凪番外編。夕凪の方はタマとカズが普段やってる事の片鱗って感じですかね。この辺も本編でその内補完するつもりでいますけど、これはまあお試し版みたいなもん?そんなもんです。
他の記事は投稿時間をずらして↓に並べますねー。
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風切る夜に燦めきを 灯火消えた常世の嘆き。
以前も記事にしましたが、『#twnovel』というハッシュタグを使って130字ツイッターノベルを書いてまして。流石に数書いているとネタが降りてくるだけで字数オーバーを気にせずに書けるくらいには慣れました。……まあ、ネタが問題なのですけど。
今の所、スポーツ単発ものの他に『見習い魔術師編』と『国語駄弁り編』というシリーズものっぽい感じで継続して書いてます。それと、どれにも属さない単発が2つ程。分かる範囲だと今34作くらいでしょうか。
まずはスポーツ編。種目は主にサッカーか野球ですね。何故かって、私が好きだからとしか言いようがないのですけど(汗)。他の種目も開拓せねば。今ちょうど世界柔道やってますし?……柔道とか書けるかなぁ?シチュは基本思いつき。まあ何とかなるものである。
・0-0 後半ロスタイム。エリア手前正面からのFK。イメージは壁を巻いて右上隅。決まる。必ず決まる。このシュートを決める為にこの1年、汗も涙も流し尽くして再びこの舞台に戻って来た。暗示ではない。それは確固たる自信。俺は右足に全てを託し、こいつらともっと高い所を目指してやるんだ―――
・また今日もボランチ起用。「お前には戦術眼がある」って何だよそれ。俺はもっとガツガツ攻める選手になりてえんだ。…でも、確かに俺がボランチに入るとチームが落ち着く。他の連中も攻めやすそうだ。ムズいパスを通した快感もヤバい。…それならいっちょ、ボランチで天下取ってみるのも悪くないか――
・「よし行くか」そう言い残しグラウンドに走り出す彼。私はその背中を見守る事しか出来なくて。一緒に選手として同じ舞台に立てたらと切望して止まなかった。でも出来ないから、せめて声だけ。「頑張って」彼はそんな私に「おう、泥船に乗ったつもりで待ってろよ」…大船でしょ、バカ。
・最終回。俺らは円陣を組む「ここまで来たら勝っちゃいますかー!?」「オオー!」「川高魂見せちゃいますかー!?」「オオー!」「綺麗なお姉さんは好きですかー!?」「ウオオーー!!」「何であんたらはそこが一番盛り上がるのよ!!」これが俺らの必勝方程式(マネの怒声含む)
・「決めろー!」咆哮が飛ぶ。全てのお膳立ては整った。敵陣切り裂くスルーパス。足元にピタリ。目の前にはキーパーすらいない。その状況でアイツは――枠を大きく外す特大ホームランを打ちやがった。後に彼は語る。「急にボールが来たので」
・俺達の夏は終わった。試合は0-5。完敗だった。白球を追い続け、汗も涙も、時には血さえ流した練習はキツくて思い返すだけでも吐き気がするが、野球に恋した日々は今もこの胸に輝いている。俺はここまで来れた事を誇りに思う。こいつらと最後の夏を戦えた事を誇りに思う。
・9回。点差は僅か1点リード。2アウトフルカウントフルベースで迎えるバッターは前打席でタイムリーを打ちやがった4番。高ぶる神経は振り切れて未知の領域。震えが奔る。恐怖?武者震い?分からん。一つ言える事は、俺が最後に投げるボールは全身全霊を込めた直球だけって事だ。
・歓声が耳障りだ。後1球?ふざけんな。アイツとの勝負はこんな程度じゃ終わらせねえ。アイツがどれだけのボールを投げて来ようと、誰のグローブにも収まらねえよ。最高のボールを最高のスイングで弾き飛ばす。深呼吸一つ。全神経をバットに乗せて、最後に笑うのはこの俺だ。
……む、スポーツ編だけで結構な量だ(汗)。本当は一つの記事に全部まとめようと思ってたんだけど、意外に多いので3つに分けようと思います。今日はあと2つ記事書くのだ。でもシリーズものじゃないヤツは2つしかないのでついでにそれもここに載せます。
・こんな綺麗な月の夜は君に逢いたくなる。君と一緒に月を見上げたくなる。街のざわめきも風の音も鼓動さえも歌に変わり、愛しさと切なさが押え切れないくらい込み上げて。僕は車を走らせる。君の家へ、そして、月が踊るあの丘へ。君と二人であの丘へ。
・丑三つ時はアタシの時間。一日で最も力が充実し、魂が昂揚する。屋根から屋根へ、壁を伝い通りを駆け抜け、風を纏って流星になる。「タマ、3時の方角に妖気反応」「ん、りょーかい」狩人は踊る。狐は歌う。全ては大切なモノを守る為に。さて、今夜も張り切って狩りましょう―――
上は恋愛(月)で下は夕凪番外編。夕凪の方はタマとカズが普段やってる事の片鱗って感じですかね。この辺も本編でその内補完するつもりでいますけど、これはまあお試し版みたいなもん?そんなもんです。
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風切る夜に燦めきを 灯火消えた常世の嘆き。
by araya-shiki
| 2010-09-10 14:50
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